▼30kmまで
エイドステーションは心のオアシス。 ■アミノバイタルを求めて彷徨う男(動画:852KB) いつもどの人からコップを貰おうか迷います。 私の優先順位としては 小さな子供>可愛い女の子>その他 って感じでしょうか。 今年はエイドステーションではアミノバイタル2杯と水1杯を確実に補給。 それほど直射日光が強いワケでもないし、水分摂り過ぎ? まぁ、水分補給はマラソンの基本だしね。 ハイウェイが終わると折り返しとなるハワイカイ(入り江)に突入。▲ハーフを過ぎても余裕の表情…? ココは多くの人のマラソン人生の終焉地といっても良いほど、みんなが潰れてる場所です。 私も毎年ココで死亡してきました。 しかし! 今年は違うのです! サクサク走って25km通過!!
▲3時間7分。 20km過ぎても5km・40分ペースを保ててるというのは非常に奇跡。 ナゼだ!? ナゼここまで走りつづける事ができるんだ!? …ホント、ナゼなんでしょう?
▲帰りのハイウェイに突入 帰りのハイウェイは緩やかな登り坂が延々と何kmも続くので、 精神的・肉体的に非常に厳しい場所。 しかも精神力で騙し騙し来た足首の痛みが耐えがたいレベルになってきました。 でも折角ここまで順調に来たのに勿体無い! このままで行けば5時間台も夢では無い! 足の痛みなんか無視だ!!
▲30km! ココまで来ても5km・40分ペースはほぼ遵守。 スゴイぞ! ・・・ん? ・・・待てよ? 残り12kmで3時間50分って事は・・・、 あと5km・30分ペースで走ればもしや4時間台・・・? これはもう、行くしか!!! ▼40kmまで
夢の4時間台に手が届きそうだとわかった瞬間、足取りも軽く疾走が始まります。 行きのハイウェイは景色と雰囲気に心地よく疾走、 帰りのハイウェイは自己ベストの大幅更新という野望で勢いよく疾走。 なんだか今年のレースは精神力が肉体を動かしているようです。 本来の体力ならここまで走れるハズないのに・・・。▲歩いてる方、道を開けて〜〜〜! しかし、流石に7kmの直線を誇る帰りのハイウェイ、行けども行けども終わりは見えません。 いくらハイテンションRUNを続けているからと言っても、 身体には着実にダメージが蓄積されていますからね。 精神力が萎える前に、ハイウェイよ終ってくれ〜。 ■心癒される応援(動画:666KB) ところで、このあたりまで来ると疲労なのか酸欠なのか、意識がちょっとトリップしてます。 「え〜と、20マイルで1.6かけると・・・ん?36km?アレ?あともう4km?」 考えてる事が意味不明です(笑) というか、それ以前に算数に弱い事がモロバレですね(^-^; 正解は32km。 まだまだ先だ〜。
▲そうこうしてるうちに35km ヤバイ!! あと7kmを30分なんてとてもムリだ・・・。
▲やっとハイウェイにもお別れが・・・ 前半でハイウェイに乗る時の動画を掲載しましたが、 降りる時もスゴイ人数で一斉に声援を送ってくれています。 ゴールを除いたら多分ココが一番声援が多いのではないでしょうか。 人のありがたみが身に染みます。 私は不覚にもココを走りながら涙腺が緩んでしまいました・・・。
▲高級住宅街を行く ゴールまであと5kmほどの所まで来てるのに、この住宅街はまるで迷宮のように立ちはだかります。 道を曲がっても曲がってもダイヤモンドヘッドの入り口に辿りつけません。 肉体的に35kmの壁を迎えているのに、まだまだ精神力を試されます・・・。
▲さぁ登るぞ! ここまで来てこの急勾配。 見るだけで目眩がします。 でも、4時間台はムリだとしても5時間前半、自己ベストは十分狙える! 再起不能覚悟でもう行くしかないね!! いつもは息も絶え絶えに登る坂道も野望に燃える私にとっては平地も同じ! ・・・おや? 前をトボトボ歩いてるのは仲間2人ではありませんか! 練習の時はあまりの早さに「何時間差をつけられる事やら」と脱帽していたんですが、 ふっふっふ・・・、やはりマラソンの恐ろしさを味わったようですね。 初マラソンと4回目との経験の差は、体力差を埋めるに十分なようです。 私は二人を置き去りにして前進あるのみ!
▲ダイヤモンドヘッドから海を望む いやぁ、やはりココから望む海はいいなぁ。 去年のレポートに 『普通の体調だったら、ここまで来るともうゴール間近(^-^;』 と書いたんだけど、今年はまさに「普通の体調」です。 その割には行けども行けどもゴールに近づきません。 やっぱり、ここまで来ると何回走ってもゴールは遠いなぁ・・・。
▲ラストスパート! ▼ゴールまで
▲4時間台はムリだったけど さぁ、いよいよ残り2km!
▲今年も抜かれた! なぜか毎年抜かれてしまう下駄に羽織・袴の外国人ランナー。
▲あの角を曲がれば・・・ ゴールはもう目の前!!
▲この道の彼方・・・
▲栄光への花道 まわりで応援してくれる人の多さが見ていただけるでしょうか? この人たちの声援のお陰で最後の体力気力が絞り出せるのです。 ところで、私は毎年「セントラルスポーツ」のツアーで参加してるんですが、 10kmウォークに参加したセントラルのメンバーがゴール前で応援してくれるんです。 で、ゴール直前で私に「セントラル頑張れ〜〜〜!」と声をかけてくれたのが、 実は何と知り合い(他のクラブの人)でした(笑) 日程が違ったので、ハワイ入りしてからこの時初めて会ったんだけど、 お互い相手を認識したら「あっ!!」と指差し合って。 「早く気づけよ!」って感じなんですけどね(笑) 立ち止まって話をしたかったけど自己ベスト更新の為に走り去ったのでした・・・。 後で話をしたら、 「こんなに早く帰って来るとは思わなかったんだもん!」 「多分8時間くらいだと思って。」 と、のたまわれました。 むぅ〜〜〜。 今年はスタート時もゴール時もなんだか締まらないなぁ(^-^; ▼やったね完走!
▲ゴール!! フィニッシュタイムは5時間21分59秒でした。 自己ベストを18分ほど更新。 来年は4時間台を目指すぞぉー!! 今年は自分自身でもコンディションを把握できてなくて、 自己ベストを狙うべきか、完走目指して足に優しく行くか、 非常に悩んで毎日のように結論が変わってました。 膝と足首の関節は年々悪化してきて、歩けなくなるような痛みもするし。 なのに、今回歩いたのは給水と写真を撮る時だけ。 ホントにナゼここまで走りきれたのか不思議です。 これがホノルルマラソンの魔力なのでしょうか。 走り始めると肉体を精神が凌駕し始め、 心地よい興奮状態でどこまでも、ホントにどこまでも走り続けられました。 42kmもランナーズハイが続いていたような感じです。 私のホノルルマラソンの歴史を振り返って見ると、 初マラソンは「勢い」だけで完走、 2回目は「体力」だけで完走、 3回目は「経験」だけで完走、 そして今回は「精神」だけで完走、 と、毎年完走するための要素が違ってます。 これらがすべて揃った時はスゴイ走りができるんじゃないかと思ってるんですけど、 なかなか揃ってくれません(笑) 来年はどのような要素によって走る事になるのか・・・。
▲マイシューズと完走メダル。 しかし、去年は左足の甲の骨を襲った疲労骨折(というかヒビ)が、 今年は右足に来てるのが非常にツライ・・・(>_<) 歩くのに激痛を伴ってます・・・。 温泉行って治療したいなぁ。 しかも、スタート前にきちんとワセリンを塗らなかったおかげで 今年もまたスゴイ股ズレが・・・。 関節痛よりも筋肉痛よりもコレが一番痛くて道を歩けません(笑) そう言えば、実は私、健康診断で「コレステロール値高すぎ」「中性脂肪値高すぎ」 と診断されまして・・・。 標準体重から15kg近くオーバーしてるらしく。 という事は、走る一歩一歩で膝や関節に相当な負荷がかかるワケで。 ホント、ランナー体型でもなく、ランナー体質でもない こんな私がこんな時間で完走できたのは、今年最大の謎として残る事でしょう・・・。
▲無事完走しました。